脳梗塞のリハビリマッサージ
小波津式神経筋無痛療法とは?
理論は複雑ですが、
‐‐‐簡単にまとめると皮膚や関節にある受容体に対してアプローチし、
そこからアセチルコリンなどの神経伝達物質放出を促し、神経系の伝播を促進させることで
体に変化を起こし改善するもの‐‐‐
です。
その受容器と言うものがとても繊細であるため「効いている感覚」「伸ばされる感覚」などはほとんど感じず、
特定の動きと触り方、力の伝え方で四肢を動かすとこわばりがどんどん薄れていき、
自然と体重をかけやすく、自分で動くときにもこわばりが出にくくなっていきます。
これは施術前と施術後できちんと患者様とともに変化を確認するので
「良くなってますよー」というだけなどでなく
「体の変化」自体は一緒に実感していただくことになります。
また、神経系に対する施術はその場だけでなく、終わった数時間後~数日にかけて
体に改善をもたらすため長期的に見ても「以前とは動きが変わってきている」と
実感してもらえるかと思います。
脳梗塞後遺症に対する小波津式神経筋無痛療法
脳梗塞後遺症などにみられる 筋麻痺 、 関節拘縮、 痙縮 に小波津式神経筋無痛療法での施術を行うと
今までのリハビリやマッサージなどでは得られなった動きや関節の可動域が現れることがよくあります。
脳梗塞などによる損傷部位の脳の神経細胞が回復しているわけではなく(CT画像での変化なしとDrが言っておりました)
あくまで末梢の神経の伝達をスムーズにすることにより体の動作や固さに変化をもたらします。
また神経伝達がスムーズになると体の連動性が向上し、痛みや関節の可動域もその場で大きく変化します。
結果的に、歩きやすくなってきたり、指や肩が動く範囲が増えてきたリ、寝たきりの方でも関節が動くようになり
何とか座れるようになったり といった変化を実感されております。