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廃用性症候群と訪問リハビリマッサージ

廃用性症候群のリスク・症状に関してお話しします。

廃用性症候群とは、文字通り・・・
「廃用性(使わなくなってしまって)」
「症候群(発生した症状のまとめ)」
といったところです。

ん!?!?
実際には何のことかわかりませんよね。

一般的に、寝たきりになってしまうことによって体の各部位の
血流の悪化や機能の低下などによって引き起こされる疾患や症状のことです。

よくあげられる例でいうと、「床ずれ」なんかは耳にすることもあるかと思います。
これは寝たきりによって皮膚の血の流れが悪くなり、皮膚の細胞に栄養や酸素がいかずに皮膚の細胞がやられてしまう状態をいいます。

このような栄養と酸素不足が皮膚だけでなく、内臓、骨、神経といたるところに出てくるものの総称を廃用性症候群と言います。


廃用性症候群で起こる症状の種類

運動器症状・・・筋力低下・筋委縮・異所性骨化・骨粗鬆症・関節拘縮
血流障害・・・ 浮腫・沈下性肺炎・床ずれ・静脈血栓症
自律神経・・・起立性低血圧・排尿排便障害
精神障害・・・うつ・認知症・昼夜逆転・睡眠障害・食欲不振
尿路障害・・・尿路感染・尿路結石
などなど。
これはほんの一例であり、これらに付随する症状はいくらでも出てくる可能性があります。
「寝たきりの生活」を送るということはこれらの症状が出現するリスクが高い ということをわかってください。

廃用性症候群にならないために!〜予防編〜

まずは「寝たきりにならないこと!!」

当たり前ですがこれが何よりも大切です。

好きで寝たきりになる人はいないと思うので、
「寝たきりになるきっかけ」を作らないことに集中しましょう。

寝たきりの原因で多いのはやはり脳梗塞などの「脳血管疾患」です。
この予防には普段からかかりつけ医に通い、血圧や動脈硬化などを
管理すること。
もちろん、先生の生活指導にはきちんと従わないと意味はありません。
そして自分の食生活を見直して偏食をさけるのが大切です。
身体が動くようであれば、継続的で適度な運動は非常に効果があります。

あと、これも多いのですが、「転倒による骨折」です。
特に足の骨折から寝たきりになるケースは多いようです。

普段から気を付けて、足の筋力低下を避けるために運動をおこない、
バランス能力と筋力をつけて、普段から家の中での危険な個所はチェックしておきましょう。

廃用性症候群にならないために!〜対応編〜

なりたくて寝たきりになる人はいません。。。

まったく気にしていなかったから寝たきりになってしまったのではありません。。

いつも気を付けていたのに、予想外のことが起こって寝たきりになってしまった方はどうすればいいのでしょう?


普段からずっと寝たままでなく、頭を起こす介護用のベッドなどで体を起こし、
座るような格好をなるべくとりましょう。

そして、同じ姿勢を続けると一か所に圧力がかかってしまうので
適度に体位変換を行ってあげましょう。
からだの体重が偏ってかかる部位(骨盤や大腿骨の外側、踵など)から圧力を分散させるために、クッションを置く などして血流を妨げないように意識しましょう


また、専門的な知識を持つ人に関節を動かしてもらい、その安全な方法を教えてもらって、適度に行うことで、関節拘縮なども防げます。

寝たきりになってしまってからの周りの人たちのサポート次第で
その方の今後が大きく変わります。

寝たきりにならないことが何より大切ですが、
ふだんからのケアを心がけていくことで

寝たきりからの脱却への力になります。

逆に少しの寝たきりでも関節拘縮は筋委縮が起こると、
寝たきりから離れにくくなってしまうのもまた事実です。

今は便利なサービスが多く、当院の施術も含めて、
介護・医療と、多くの方が困っているあなたを助けようと活動しています。

一人で背負い込まずに、きちんとサービスを利用することも
ご家族のためになるかと思います。

和泉市・堺市を中心に在宅リハビリマッサージをしておりますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。


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