
脳梗塞(脳卒中)の予防と再発防止
脳梗塞(脳卒中)が起こってから。再発とその予防について
脳梗塞(脳卒中)や脳出血の予防や再発の防止のための情報を発信しております。
脳血管障害(脳卒中)の原因は血管の病変から起因するものがほとんどです。
心臓から血管へと血液を送っているのですが、その血管の血液による内圧が高すぎてしまう高血圧や
血管の中の血液の状態がどろどろすぎて、血が固まってしまうことで起こる脳梗塞などが有名です。
また、これらは麻痺症状を残してしまうので、効果的なリハビリが必要となってきてしまいます。
この「高血圧」や「どろどろ血液」を先生に処方してもらった薬で
普通の良好な血液状態に近づけることで、予防や再発を防ごうとしているのです。
なのでこれらの薬は、しっかりと先生の指示にしたがって飲むようにしてください。
とくに高血圧などは自覚症状を感じることがほとんどないので
「しんどくないから大丈夫」などと自分の感覚で過ごしていると後でリハビリをしなければならないような状態になりえます。
脳梗塞(脳卒中)は再発しやすい!?
脳梗塞になるのには多くは食生活や生活習慣・タバコ・ストレス・遺伝 などによって
血液がどろどろになっていることが原因です。
それも「血管の中で血液が固まってしまうくらい」にどろどろになっているのです
運よく軽い症状で済んだとしても、元の血液がどろどろのままでは再発しやすい状況にあることは容易に想像できます。
さらに脳梗塞発症後などに入院・安静を余儀なくされると、安静にすることによって血液の流れがさらに低下するので、日常の生活状況よりも血が固まりやすくなっている状況です。
もちろん、血液をさらさらにする薬などで調整を試みてくれるのですが、それでも脳梗塞の再発がよく起こっていることは、再発の危険度を示す何よりの根拠です。
さらには、高血圧も一緒に持っている方も多いのですが、あまり血液をサラサラにしすぎると、脳の血管が破ける「脳出血」などの時には血が止まらなく、どんどんと流れてくるのでその後の処置や命の危機にもかかわります。
このような取り返しのつかないことになる前に!
今しかできない自分の体のケアと予防を心がけましょう。
リハビリが効果が出るといっても、圧倒的に、発症前のケアの方が効果的なのです。
塩分のとりすぎ、息をとめたり踏ん張ったり、思い切り力をいれたり、せずに。。季節でいえば寒い冬の朝や急激な温度変化を起こさないようにしたり。
リハビリで機能の回復をしたとしても、脳の領域での麻痺は残ります。
脳梗塞になるかもしれない自分を救えるのは、脳梗塞になっていない今の自分だけです。
脳梗塞(脳卒中)が発症してから大切なリハビリ
脳梗塞(脳卒中)が発症直後、急性期のさらに初期には安静が必要です。
症状として麻痺も出現します。
そんな状況でベッドで寝たままになれば麻痺している筋肉はもちろんのこと、
従来つかえていて、今でも本当は使えるはずの筋肉の使い方を忘れてしまいます。
つまりは今までの動きのパターンを忘れてしまい、動きを制限するような筋肉と体の使い方をすることによって、動きが制限されることによる安定感を求めてしまいます。
麻痺してる体ががちっと固定されることでとりあえずは安定して、落ち着くのですが、
ここからこの「制限された動き」の癖やパターンが脳や脊髄にしみこんでしまい、元の「いい動きのパターン」を忘れ去られてしまうので
とりあえず症状が固まって、いざリハビリで元の動きを取り戻そう!と思っても
いつまでたっても、どれだけ頑張ってリハビリをしても麻痺した体の動きは改善されにくいのです。
それを「麻痺があるから」という理由ですべてを終わらせてしまっている方を
多く見かけます。
当院ではいい動きのパターンを体に思い出させることを目的としたリハビリを行うので、今まで変わらなかったような固まってしまった体が
今までとは違う動きをし出すのです。
ただ動かすだけのリハビリと歩行や身体状況の変化を起こすためのリハビリでは違ってきます。
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