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多系統委縮症と訪問リハビリマッサージ

多系統委縮症とその症状に対するリハビリ

和泉市・堺市を中心に在宅リハビリマッサージをしているコマタ訪問マッサージ院がお届けする、
「多系統委縮症の各症状に対する対応とリハビリについて」  です。

多系統委縮症とは、小脳の神経が変性を起こす脊髄小脳変性症のうちの一つであり、日本では難病指定されております。

多系統・・・とあることから、この疾患は
○オリーブ橋小脳委縮症
○線条体黒質変性症(SND)
○シャイ・ドレーガー症候群
の総称を多系統委縮症と言います。

多系統委縮症、3つの疾患は原因が不明であり、
現在の医学では脳の神経細胞の変性(委縮)を元に戻す効果的な方法は見つかっておらず、対症療法を行うことしかできません。

本疾患では、変性の部位、度合いによってさまざまな症状が出現します。
 小脳症状
錐体外路症状
自律神経症状
がそれぞれ出現します。


多系統委縮症の症状

小脳症状として
運動の協調性が失われる運動失調が出現します。
○運動障害
○歩行障害
○言語障害など運動に関する動作ができなくなってきます。

錐体外路症状として
錐体外路(脳の命令を体の筋肉などに送る経路とその調整役の神経)
が障害されるので
パーキンソン症候群といって、
○筋固縮
○無動・寡動
○振戦
などと言った、全身の運動器がスムーズに動きにくくなるので動きが緩慢になったりしやすいです。

自律神経症状として
生理的に普段行われている体内の調整が障害されるので
○起立性低血圧
○排尿障害
○便秘
○睡眠時無呼吸
などが出現します。

当院では多系統委縮症へのリハビリ、対症療法として
運動器的な障害の小脳症状や錐体外路症状では歩行機能や筋緊張による可動域制限、へのリハビリを運動療法とマッサージ施術を用いて行います。

錐体外路症状に関してはパーキンソン症候群であるので筋固縮や歩行訓練などのリハビリで動きやすくして、転倒などの2次的な障害を未然に防ぎます。

自律神経症状に関しては東洋医学を用いて経穴への指圧、針灸などで
症状の緩和を行います。

これらの対症療法とリハビリによって少しでも苦痛や心の痛みを軽減させ、
昨日よりも快適に、より動きやすいように過ごしていただきたいです。

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